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主人公総受け至上主義サイトです。特にエ/ヴ/ァの・碇・シ・ン・ジ・の女体化verが贔屓されてます。EOE後女体化したシンジが他世界へ渡る設定のクロス作品がメインです。(で、他作品キャラに物凄く愛されてます。)
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お久しぶりです。
数ヶ月も更新を停止して、申し訳ございませんでした。

本当にすみませんお久しぶりす、暁です。
更新が止まっている間にも通ってきてくださっていた皆様ありがとうございます。
何の音沙汰もなく姿を消しておりました事を重々お詫びいたします。




すみません、以前のサイトの時同様またもやパソコンが壊れてしまいました。しかも今度はバックアップデータが入ったメモリーごとクラッシュするという二重の事態が重なりまして、・・・ちょっと本気で泣こうかと思いました。すみません。・・しかも拍手を押して下さった皆様申し訳ございません。 私生活の忙しさとあいまって故障データに構えないで居るうちに拍手管理ページのパスを紛失したのかデータが丸ごとバグッタのか拍手ログを見ることができなくなりました。メッセージを贈ってくださった方々には返信一つ返すこともできず本当にすみませんでした。

重ね重ね申し訳ないのですが、私生活が未だ落ち着かず、更新が遅いままになると思います。それでも一応(説得力がないですが)まだサイトは続ける気はあります。すみません、本当に遅々とした進みになるとは思いますが、宜しければお付き合いくだされば光栄です。

大変失礼いたしました。






で、ええと、ちょっと設定メモを見返していて見つけた没設定で書いてみた小話です。
『虹の麓の物語』で、こういう配置設定もありました~な inグランコクマ謁見一回目で、マルクト・キムラスカ・ダアトへ丸ごと厳し目です。


(本採用した設定ではキラやラクスは其々の国で貴族として動いてるんですが、こっちの没ネタでは、預言をなくすために戦うと決めた時に国をでて独自に組織を作って動いてました設定だったんです。表向きはケセドニアに本拠地を持ってる傭兵ギルドで裏では預言の犠牲者を保護しつつ準備を進めてました。で、キラは表で傭兵兼医者。腕のよさが評判になってシュザンヌ様の治療に呼ばれてルークと知り合った設定で。で、医療技術の研究の一環でレプリカについても知っていて、ルークの正体に気づきます。最初は被験者の影武者にでもするつもりか、だからキムラスカは嫌いなんだ。と思って様子見してたんですが(いざとなったらレプリカを保護するつもりで)どうも本気でレプリカだと気づいて無いようなのでシュザンヌ様にこっそり教えてみました。(勿論詳しくレプリカのことについても説明しつつ。その上でレプリカを排斥する様子ならやっぱりキラが保護しようと思って)シュザンヌ様驚愕。狼狽します。自分の子供も見分けることができていないなんて!と。で、落ち着いたら被験者はどうしたのか、という話になりキラに協力要請。レプリカについては、見た目が大きくても実際は赤子同然と教えられて、ならばこの子も被害者だと判断。身体の作りが同じなら兄弟のようなものだろうと被験者の弟と認識します。つまりこの子も私の息子だと。同時にキムラスカに不信を覚えてキラと共に調査開始。秘預言を知り大激怒。被験者である息子も、レプリカであるこの子も預言のために死なせてたまるか!!とキラ達の支援者の一人に。

・・・で、キラはルークが親善大使に選ばれた際に護衛として雇われた形で同行。ナタリアはラクスとレンに説得させて支援のための物資調達のため途中で一時離脱させます。ごねにごねたんですがラクス様に勝てるわけがありません。(でもキムラスカに帰すことはできませんでした。仕方ないのでアクゼリュスに入れないだけでもマシかと)

アクゼリュス崩落がルークの超振動なのは原作通り。ルークには事情を話してありました。悩んでいたルークが直接ヴァンに話を聞いてから決めたいというのでリングのところまで一緒に行ってました。勿論怪しい動きをしたら捕まえるつもりだったのに、隙をみて暗示を発動させたヴァンに出し抜かれた形で崩落。死ぬほど後悔してルークに
対する申し訳なさで一杯です。ルークも勿論気に病んでます。ですがまずは他の崩落その他への対処が先だと行動を優先。住民は保護してあるので一般人の被害者はいないんですが、町一つ壊してしまったんですから責任は取るつもりでいます。護衛として同道しておきながらルークを危険な目にあわせ、傷つけてしまったんですから当然首を差し出す覚悟もつけてます。ただし、預言をなくす計画を成功させて世界が平和になった後です。

勿論ギルドの組織力総動員でアクゼリュスの住民は保護済みです。でもマルクトにもキムラスカにも教えてません。キムラスカは言わずもがなですが、マルクトもジェイドの所業で信用皆無ですので。でも個人の行動で国一つ見捨てるのも忍びないのでこの謁見で判断するつもりで同行者達と一緒に来ました。


・・・崩落の責任はルークに無いと幾ら説明しても聞こうとしない同行者はもう見切りをつけてます。ただピオニーの反応を見るためだけに一緒に謁見。で、その場面の小話です。







「------恐れながら、申し上げます。
 一介の護衛の身で不遜な事とは存じますが、発言の許可をいただけますでしょうか。」




その一言にマルクト宮殿の謁見の間が静まり返った。今まで静かにキムラスカの親善大使であるルーク・フォン・ファブレ(レプリカと判明しようとも、正式にインゴベルト陛下が任命したのは彼である)の後ろに控えていた大地色の髪の青年に視線が集まる。それは一様に訝しげなものだ。一見すればそれも当たり前だ。今まで話し合われていたのは、アクゼリュスが崩落した影響で続いて台地が崩れる危険があるセントビナー救援である。今まさにその救援に出発しようとしたところを遮られれば、苛立ちを覚えるものがいても仕方が無いかもしれない。

だが、青年は静かな態度を崩さず、ただ皇帝からの許可を待っている。そのとき初めて彼の態度と、今まで発言していたもの達の態度の違いに気づいた数人がはっとした。その数人に含まれなかったマルクト皇帝であるピオニー・ウパラ・マルクト9世陛下が口を開く。


「----あ、ああ、許可する。何か言いたいことがあるなら聞こう」

「ありがとうございます。----では、お言葉に甘えまして、

・・・・・何故、皆様は、アクゼリュスの崩落が、こちらのルーク様の罪であると決めつけてらっしゃるのでしょうか。」


その言葉に真っ先に反応したのは、栗色の髪のダアトの軍人---たかが最下級の!---ティア・グランツだった。


「何を言ってるの今更。何回同じ事を言わせるつもり?アクゼリュス崩落は兄に騙されたルークがパッセージリンクを壊した所為でおきたことだと説明したはずでしょう。・・・いい加減にして頂戴」


続いたのは黒髪の幼い少女・・彼女もダアト軍服を着ている。だがこちらも地位は高くない。曹長程度の地位では下から数えたほうが早い・・アニス・タトリンが喚く。


「そーだよ!アンタまだそのお坊ちゃんを庇うわけぇ?いくら護衛だっていってもさ~悪いのはルークなんだから何時までも甘やかすのはやめなよ!」


金髪の青年--ルークの使用人であるはずの---ガイ・セシルも呆れたまなざしで口を開く。


「キラ・・・君がルークを慕ってくれてるのは分かってるが、甘やかしすぎるのはどうかと思うぜ?悪いことは悪いとちゃんと教えてやらないと。」


最後にいったのはマルクト軍の軍人である青年---ジェイド・カーティスだ。階級章は大佐を示している。


「そうですよ。貴方がルークに忠実なのは良いことですが、・・・・・」


キラは、喧しいことこの上ない雑言を冷徹な空気で遮断して、凍った声音で続けた。今この場で庇われたルークの驚愕と怯えの眼差しにはこっそりと優しい目を向けて安心させてやりながら皇帝へと質問を繰り返す。



「どうか、お答えください皇帝陛下。何を根拠に、あの崩落がルーク様の仕業であると、断定されるのか。」


その声は酷く静かでありながら、周囲に紛れも無い激しい怒りを知らしめる。申し分の無い完璧な礼を保ちながら、皇帝を初めとするルーク以外の全ての者を責めている。それに気づいたピオニーが、訝しげな表情を崩さずに答えた。キラがルークを慕っているというのなら気持ちは分かるがと思いながらも、聊か八つ当たりを受けている気分で宥めるようにつげる。


「それは勿論そこにいるジェイドから、アクゼリュスの崩落はルークレプリカが超振動の力を使って引き起こしたものだと報告されたからだが。」


その言葉に、この場で初めてキラが表情を変えた。----紛れも無い、嘲笑に。



「成る程。つまり、陛下は、現場を直接見ても居ない、目撃者からの事情聴取もしていない、直前まで敵対していた人間から与えられた不十分な情報を元に推測しただけの報告を、そのまま真実であると受け入れたと。そして、和平を結ぼうとまでした相手国の王位継承者であり正式なキムラスカ国王陛下の名代である親善大使のルーク様に、アクゼリュス崩落という罪をおしつけたと、そういことですね。」


「な!無礼であろう!口を慎め!」


激昂して声を上げたのはピオニーの横に控えていたゼーゼマンだ。同時に衛兵が槍をキラに突きつける。自国の皇帝が侮辱されたのなら当然の態度では有るが、キラは表情を変えない。慌てるルークを視線で制して更に続ける。



「何を持って無礼と?先に礼を失したのは貴方方マルクトだ。」

「・・・こちらが悪いと言うのか?アクゼリュスの崩落の真実は違うと。」


「そうよ!キラ貴方いい加減にしなさい!」

「そこまでお坊ちゃんを庇うなんてばっかじゃないの?!」

「・・・キラ!!」

「おい!早く謝れよキラ!せっかくセントビナー救援で許してもらえそうだったのに」

「無謀ですねぇ。そこまでルークを守りたいんですか?やれやれ」

「キラ!もう良いよ!な?!」



流石に気分を害したように顔をしかめるピオニーを真っ直ぐ見据えてキラが宣言する。喧々囂々煩い面々は綺麗に無視して、ルークにだけ一瞬の笑みをむけて言った。


「アクゼリュスを壊したのは、ルーク様ではありません。」

「なら、誰がやったと---」

「キラ!」



とうとうピオニーの言葉まで遮って叫ぶティアを侮蔑の篭った視線で一瞥して吐き捨てる。


「---煩いよ。今僕はピオニー陛下と話してるんだ。横から口を挟まないでくれるかな。
 王族殺人未遂の死刑囚ごときが。」


その内容に唖然としたのは謁見の間に詰めていた一部以外の全員だ。そんな反応に気づきもせずに騒ぎ続けるものたちへの視線が段々と侮蔑を猜疑を含んだものに変わることも気づかない。



「・・・な!何時までその事を繰り返すつもりよ!あれは誤解だと言ったでしょう?!」

「そぉだよ!そんな事を言ってルークの事を誤魔化するもりぃ?!アンタも最低だよ!」

「キラ!今はルークの問題じゃないか。過去のことを引っ張り出して話を摩り替えるのはやめろよ。」

「本当にどうしようもないですねぇ。幾らなんでも言って良いことと悪いことがありますよ?」



「・・・・キラ、な、なあ!どうしたんだよ?!」


このままではキラが殺されるかも知れないと思ったルークが服のすそを引っ張って何とか止めようとする。その手をやんわりと外して優しく笑いかけて続けた。


「ルーク様、大丈夫です。でも危ないから僕の後ろを離れちゃ駄目ですよ?

・・・さて、話の続きですが、アクゼリュスの崩落の犯人は、ダアト、ローレライ教団の主席総長、ヴァン・グランツ揺将です。」

「・・・証拠は?」



騒ぐ面々に流石に顔を顰めるが諌めることはしないピオニーがキラに視線を合わせて聞いた。その言葉に帰ったのは響き渡る笑い声だ。勿論発生源はキラである。



「あはははははは!それを聞くんですか?!先程はたいした証拠も無い、たかが口頭報告を信じて万単位の大量虐殺の罪を、ルーク様に背負わせた貴方が!・・・・たいした矛盾ですね。」



皇帝への侮辱に怒りを覚えながらもキラの発言の内容が気になって行動に移りきれない衛兵や側近を手で制すると姿勢を正したピオニーが真面目な表情で聞く。それは紛れもなく賢帝と讃えられた王の顔だ。気おされたティア達が不承不承口を噤むとキラが答えた。



「物的証拠はありません。・・・ですが証人はいます。そうですね?導師イオン。勿論僕も現場を見ています。血縁以外の第三者の証言は、証拠として扱うことが可能なはずです。」


「ああ、そうだな。ではきかせてもらおうか。その証言を。」



今までただおどおどと黙っているだけだったイオンに冷たい一瞥を向けながらキラは続けた。いくらイオンもレプリカでおそらく実年齢も数年程度だろうと分かっていても許せることと許せないことがある。しかも彼は刷り込みされたレプリカだ。つまり記憶と知識だけなら外見相応のレベルであるはずだ。経験不足ゆえの未熟さは仕方ないにしても、ただひたすら被害者面し続けた所業にはほとほと愛想が尽きている。大体今の彼は正式な一組織の長なのだ。それが必要も無いのに無理やり危険地帯について来たばかりか、本来必要の無い無駄な時間を浪費させるなど迷惑極まりない。悪意が無ければ良いという問題ではない。キラがギルドを使って住民を保護していなければ、遅れに遅れた数日間に一体何人が死んでいったと思っているのか。体力が無く経験も無い権力者が、今まさに救援される真っ最中の被災地に本人のみが向かって何になるというのだ。そのことを何回説明しても理解しない同行者達には本気で嫌悪と怒りしかわかなかった。

・・・しかもこの期に及んで尚、自分だけ安全な位置にいる。自身も崩落の責任の一端を担っていながら、あの場でキラ以外の唯一の目撃者でありながらルークの弁護一つしなかったイオンへの怒りを込めて、ひたすら冷淡に言い切った。



「あの時、確かにルーク様のお力がアクゼリュスのパッセージリングを破壊しました。」


「じゃあやっぱり!」


「静まれ!・・・つづけろ。」

「・・・ですが、それはルーク様の意思ではありませんでした。ルーク様の力が発動したのは、ヴァン・グランツがルーク様に掛けた暗示の所為です。」

「なに?!導師イオン!!今の証言に間違いはないのか?!」


キラの発言に顔色を変えたピオニーが確認する。周りの側近や衛兵も驚愕を隠せない。その勢いにおどおどと頷いたイオン。途端ピオニーが呻いた。



「・・・つまり、ルークには罪に問えない。むしろ彼は犯罪に無理やり巻き込まれた被害者だということか----どういうことだジェイド!!」



ピオニーの怒声に肩を竦めたジェイドは何故怒られるのか分からず眉を潜めた。


「なんですピオニー。結局はルークの力で崩落した事実に変わりは無いでしょう。」

「お前は何を考えているんだ!どこの世界に暗示を掛けられて無理やり利用された人間を主犯だと決め付ける法律が存在するんだ?!誰がどう考えてもそれが事実なら主犯も実行犯もヴァン・グランツだろうが!大体それが本当なら、お前の報告が只の推測でしかなったということも事実なんだな?!・・・・軍人の仕事を何だと思ってるんだ!!」




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自己紹介:
ここは女体化シンジ(碇レンorシオン)溺愛サイトです。クロス・逆行・分岐に関わらず、レンorシオンが贔屓・溺愛されてます。(クロス作品では他作品のキャラと恋愛有(むしろメイン))
書きたい物を書ける時に好きに書き散らしてます。文頭には注意書きをつける積りですので、好きじゃない、と思われた方はこのHPを存在ごとお忘れになってください。(批判とかは本当勘弁してください。図太い割には打たれ弱いので素で泣きます)



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